夜釣り

韓ドラマイスター活動記

人間じゃないあなたをこそ愛してる/절대그이(絶対彼氏。)感想

あらすじ

ドラマの撮影現場で、長年特殊メイクアップアーティストを務めていたオム・ダダ(ミナ)は、人気俳優のマ・ワンジュン(ホン・ジョンヒョン)と7年間の秘密の恋愛を続けていた。しかしある時、その交際が周囲にバレそうになり、その窮屈な恋愛に疲れた2人は別れてしまう。一方、クロノスヘブン社では、先端技術を駆使した“恋人用ロボット”ゼロナイン(ヨ・ジング)が開発されていた。ある時、開発者のボウォン(チェ・ソンウォン)は、自分の弟のようにかわいがっているゼロナインが気性の荒い財閥一家の娘ダイアナ(ホン・ソヨン)に届けられると知り、会社からこっそり持ち出す。
撮影用のダミー人形と入れ替わってダダのもとに配送されてきたゼロナイン。体勢を崩したダダが誤ってキスをすると、ゼロナインはダダを“彼女”だと認識し、一途な愛を注いでいく。ダダは彼にヨングと名付け、一緒に生活するのだが…。

 

出演:ヨ・ジング、ミナ

 

評価

ストーリー ★3.5

映像 ★4

ロマンス★4

倫理観★5

ヨ・ジング★10

 

感想

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かわいい

・日本の同名漫画原作作品。当時速水もこみち主演の日本の実写ドラマ見てたな...。共感性羞恥がすごかった記憶がある。これはもともと友人が注目していて、日本初放送ということで一緒に毎週楽しく見ました。

ただ、WOWOWでの一週間二話配信だったため一気に見ることができず、なんとなく中だるみしてしまい後半見るのがしんどかった。そしてついにやらかしてしまう...。

 

・ぐいぐい来ているヨ・ジング。お芝居が好きです。顔もかわいい。顔の系統が新しいよね。あんまりいないさわやかなタイプで、日本でいうと竹内涼真だなって思ってる。

前回主演作の「ホテルデルーナ」のク・チャンソンもかなり好きな役だったんだけど、今回のヨングもすごく良かったので、役というよりヨ・ジング自身のお芝居がすごく響いているのだと思う。

 

・ヨングの良さって説明しずらいんだけど(彼がロボットであるというところが作用している部分はたぶんにしてあると思うけど)、ダダとゆっくりと対話して向き合うことをおざなりにしないところが良いのかなあと思う。もちろんヨングは彼女=ダダのために存在していて、ダダを優先した行動をとるんだけどただのやさしさではなくて、社会に生きる一人の女性としてダダを尊重するところが新しい。ダダを絶対にこまらせたりしない、報連相のできるところがストレスフリーだった。

 

・世界観はポップで軽めなんだけど、すごく進んだ価値観のなかで二人の恋愛が展開するところが好きだった。

ダダは当初ワンジュンと付き合っていたがためにヨングからの愛情を受け取らなかった。しかし、ワンジュンと別れヨングを愛するようになってからはとても素直に彼の愛情を受け入れる。

「ロボットだから」とヨングを否定することは一度もなかった。

ここがポイントだと思う。

ダダはヨングを「人間じゃない」という。しかしそれは愛さない理由にはならない。

ヨングをヨングとして愛するダダが輝いていた...。ほんとうに救いだった。

 

・マ・ワンジュンはクソ

一方で一度別れた俳優の彼氏、マ・ワンジュンはヨングと対照的な男性である。

別れた後にダダの大切さに気付き、ヨングをいじめたり権力を使ってどうにかよりを戻そうとする。マジでクソ。ダダとヨングの思いが通じた後に、記者を大勢仕事場に呼び「ダダと七年付き合っていた。別れたけど今も好きだ」という謎の会見を開いたときにはあまりのしつこさに「ダダはもうヨングと付き合ってるって言ってるでしょうが!!!」と「北の国から」の五郎になった。

 

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あの記者会見マジでなんだったん...。あんなんされたら本気で嫌いになるわ。あとマ・ワンジュン簡単に家に入ってきすぎ。

 

やらかした

・これは完全に完全に自分が悪い。WOWOWのアプリの配信で見てたんだけど・・・・・・公開期間を間違えて最終回・・・・・・・・見ないまま・・・・・・配信終了した・・・・・・・・・・・・・・・・。

マジで猛省しているので、どこかで配信が始まったらちゃんとお金を払って見ます。鬱展開の予感しかないけど幸せになってくれ頼む。